医師・スタッフ紹介

院長 – 髭野　亮太

　みなさん、初めまして。髭野　亮太（ひげの　りょうた）と申します。
　この度、ご縁がありまして令和3年4月より今石こどもクリニックと同じ場所で今石先生のご意志を引き継ぎ、ひげのこどもクリニックを開業させて頂くことになりました。
　小さい頃は、吐いては、熱を出しては、父や母に小児科へ何度も走ってもらったのを覚えています。また、アトピー、喘息、アレルギーなど色々なことで両親には気を揉ませてきたと思います。こうして両親と小児科の先生と共に4人5脚で過ごしてきたことが思い返されます。ここまで大きく育てて下さったことを両親には感謝しております。また、今も空から応援して下さっている湯藤先生にも感謝しております。
　いつしか医師になってこども達のために働こうと心に決め、時間はかかりましたが念願の小児科医になることができました。「こどもにとって最良なこと」を考えながら日々の診療にあたっておりますが、「本当に最良であるのか」今も頭を悩ませながら診療しております。
　人の縁はとても大切なもので、多くの素晴らしい先生に引き寄せられながら、大学や専門施設で小児循環器、移植医療、そして集中治療を学ばせて頂きました。先生、こども達とその家族による縁でここまで来られたのだと思いますし、そういった出会いや縁を大切にしながら、これからも診療を続けてまいりたいと思います。私は附属天王寺小学校より高校までの学生生活を天王寺区界隈で過ごしており、思い出のたくさん詰まった地であるため、今石先生との出会いも素晴らしいご縁と感じずにはいられません。
　さて、今石先生はこの地で20年近く、感染症専門家として、小児科医として、地域医療に尽力されてこられました。多くの方をお子さん、お孫さんのように感じ診療にあたられておられます。このように地域に根ざし、世代を超えて小児医療、地域医療に貢献されている先生は多くはおりません。
　私にとっても思い入れ深いこの地で、今後は今石先生とのチームで地域医療に貢献してまいります。
　こども達が健やかに、笑顔で暮らせるように、そして家族もそうであるように、こどもの診療のプロとして、ファミリードクターとして、地域医療を担う⼀人として、少しでもお力になれるよう努力してまいります。
　みなさんと⼀緒に明るく楽しい家族、健やかな生活を作っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

経歴

2021年4月　ひげのこどもクリニック開業